会員の皆様へ

さて、昨今の日本の福祉環境については、定まらない福祉行政のもと、現場レベルで様々な試行錯誤が繰り返される現状が続いております。
しかし、いずれの主体も明確な答えを、またはその方向性を見出すには及ばず、日本の福祉環境の向上のために、日々新しい取り組みを繰り返す団体こそが、厳しい運営を強いられる状況は、介護保険や障害者自立支援法の施行から10年以上たった今も、変わりありません。
これ以上行政主導の福祉を続けるには限界があり、今こそ現場にてこれまで長い間地道に積み上げた経験やノウハウを集約し、新たな福祉モデルの構築を目指す取り組みが必要と考えました。
そこで当機構では、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員等、福祉従事者はもちろんのこと、医師・看護師・薬剤師など間接従事者、福祉に精通する弁護士・行政書士・経営コンサルタントなどまでも含めたネットワークを通じ、それぞれの現場で得た経験・ノウハウの共有化を図ります。
従来の福祉の枠に囚われず、一人ひとりのプロフェッショナルによる過去の幅広い経験を基に支援を行って参りますので、今後も当機構へのご支援を宜しくお願い致します。
特定非営利活動法人 福祉のえんネットワーク